携帯型ゲーム機
携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」について

制作日:2004/09/30
最終更新日:2004/09/30


任天堂が9月21日に携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の発売を正式に発表しました。

発売日は発売2004年12月2日(木曜日)。
クリスマス商戦に向けて早めの発売で出荷を滑らかにしようということでしょうか。
メーカー希望小売価格は15,000円(消費税込)!
ゲームボーイアドバンスSPのこれはメーカー希望小売価格が9,800円なのでさすがは任天堂。


主要スペック (2004年9月メーカー発表)

 本体   サイズ/重さ(折りたたみ時)
  縦:84.7mm 横:148.7mm 厚み:28.9mm
  重さ:約275g(内蔵充電池、タッチペン含む)
 CPU   ARM9 CPUおよびARM7 CPU
 新たに開発されたグラフィックエンジンを内蔵
 ディスプレイ   上下に2枚の液晶を採用することで同時に2つの視点からゲームを
 プレイでき、更に下画面にタッチペンや指で直接触れて入力できる
 タッチパネルを採用し、「直感的ゲームプレー体験」を実現。

 ・上画面
  3インチ(対角)半透過反射型TFTカラー液晶
  バックライト付き
  256×192ピクセル解像度、0.24mmドットピッチ
  26万色表示

 ・下画面
  3インチ(対角)半透過反射型TFTカラー液晶
  バックライト付き
  256×192ピクセル解像度、0.24mmドットピッチ
  26万色表示
  抵抗膜方式透明アナログタッチパネル付き

 サウンド   ステレオスピーカー内蔵
 (ソフトによりバーチャルサラウンド可能)
 主な操作部   十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、START/SELECTボタン
 タッチスクリーン(タッチペン、タッチストラップ付き)
 内蔵マイク(ソフトにより音声認識可能)

 入出力端子   DSカード差し込み口
 ゲームボーイアドバンスカートリッジ差し込み口
 ステレオヘッドホン/マイク接続端子
 ワイヤレス
  通信機能 
 IEEE802.11対応および任天堂独自プロトコルの2方式に対応
 電波到達距離:10m〜30m(周辺環境により異なります)
 ソフト次第で1つのDSカードで複数のニンテンドーDSを用いた
 多人数プレー可能
 ※内蔵マイクを使えば、インターネットを利用したプレー中の
  ボイスチャットも実現可能
 その他の機能   リアルタイムクロック内蔵(日付・時刻表示/アラーム機能)
 タッチスクリーンキャリブレーション
 「ピクトチャット」内蔵
  DS本体さえあれば、内蔵された「ピクトチャット」を使い、
  最大16台のDS間で文字や手書きの絵をワイヤレス交信する
  コミュニケーション遊びが可能。
 電源   内蔵リチウムイオン充電池
 電池持続時間:概ね6〜10時間(使用するソフトにより異なります)
 フル充電時間:4時間

 スリープモードなど電源管理による省電力機能
 ACアダプタ付き
 カスタマイズ
      設定 
 起動モード切替え
 使用言語:日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語
 ゲームボーイアドバンスゲーム表示時、上下画面切替え
 ユーザー情報
 対応ソフト   ニンテンドーDS専用カード
 ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ


以上の数値は任天堂の報道向け発表を参照したものです。

ニンテンドーDSは、二画面を同時に使ったゲームプレー、
画面に直接タッチペンや指で触れる直感的入力、
音声認識機能、
近距離・遠距離双方の相手と通信可能なワイヤレスコミュニケーションシステム、
新しいプレー感覚を目玉にしています。

任天堂らしくゲームボーイアドバンス専用カートリッジにも対応していて、スムーズにユーザーが
移行できるような配慮もはずしていません。

画面が小さいことから、文字情報がなかなか表示しづらかった携帯ゲーム機ですが、
2画面のおかげでインターフェースデザインがガラリと変わるような気がします。
また、ボイスチャットは子供が喜びそうな仕掛けだと思います。

無線LANを標準で装備することから、韓国のオンラインゲームメーカーが
がんばれそうな気がします。日本のメーカーもがんばらねば。

いよいよ「ゲーム機でなにができるのか」「どういう”遊び”を考えるか」という
ことになりそうです。




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